专利摘要:

公开号:WO1988003005A1
申请号:PCT/JP1987/000825
申请日:1987-10-27
公开日:1988-05-05
发明作者:Yoshiyuki Shimamura;Kyogo Tsushima;Toshihito Seto
申请人:Okamoto Industries, Inc.;M & M Co., Ltd.;
IPC主号:A61B1-00
专利说明:
[0001] 明 糊
[0002] ( 発明の名称)
[0003] 内視鏡又は光フ ァ イバ一用バルー ン及びその製造方法
[0004] ( 技術分野)
[0005] 本発明は血管内や管腔臓器 (食道, 胃, 十二脂腸, 大腸, 鼻咽腔, 胆道, 腹腔, 膀腔, 子宮脛部など ) 内を観察, 診断 治療するための医療機器、 例えば レーザ一光線治療機具、 特 に内視鏡又は光フ ァ イバ一に使用するバルーンおよびこのバ ルー ンを製造する方法に関するものである。 .
[0006] ( 背景技術)
[0007] 従来、 内視鏡又は光フ ァ イバ一用のパル一ンは無かっ た 。 し たが っ て内視鏡又は光フ ァ イバ一を血管内や管腔臟器内に 挿入 し先端部のライ 卜ガイ ドで内部を照ら し、 出血部位や病 巣などの患部を対物 レンズを通 して観察 し た り 診断するか或 いはチャ ンネルすなわち処置具や治療具などを挿入する孔か ら光フ ア イパーを挿入 し、 患部に レーザー光線を照射 して治 療 していた。
[0008] しか しなが ら先端部にあるライ 卜 ガイ ドゃ対物 レンズ或い は光フ ァ イ バ一が露呈 しているため血液や体液, 食物, 肉腫, 分泌物などが附着 しやす く 、 汚染されて患部が見ず らかっ た り 、 照射が充分でなかっ た り し ていた 。 又、 これら の附着に よ って腐蝕され充分機能を発揮しなくなるおそれもあっ た。 更に血管内に内視鏡を挿入する場合には、 初めに内視鏡揷 入個所とは別に 1 〜 2昏所血管を切開し、 その切開場所から デイスポーザプル血管用チュープ ♦ カテー テルを挿入し、 こ れに生理食塩水を入れて膨らまして血液の流れを止め、 然る 後、 別に血管を切開 (内視鏡挿入個所) してから、 内視鏡を 揮入していた。
[0009] このカテーテルは透明なあのではなぐ、 レーザー光線を透 過したり、 透視することは出来ないものであっ た。
[0010] 又、 一股に透明ゴム製品 (例えば乳首) の場合は、 加硫剤, 加硫促進助剤に粉末のものを少量使用 していたのでどう して も強度が落ちる傾向にあった。 そこで強度を落とさないため には、 厚みを増やすことが一般的であり、 膨脹することが出 来ないものであっ た。
[0011] (発明の開示)
[0012] 本発明は固定部の先に膨脹部を同一体に形成して透明性薄 膜本体を設け、 この本体を内視鏡又は光フ ァイバ一用可撓性 保護パイプの先端部に取付けて膨脹部が該先端部より突出し て被覆せ しめ、 膨脹部に生理食塩水を流入することによっ て 膨脹させ、 レーザー光籙を透過せしめると共に透視可能とし たから、 該本体を内視鏡の先端に取付けることによ っ て、 ラ イトガイ ド, 対物レンズ, 光ファイバ一などが保護され血液 や分泌物などが附着するこ とな く 充分各機能を発揮し得る。 又、 内視鏡のチャ ンネル又は送気送水口から生理食塩水を流 入せ しめて膨脹部をふく ら ま せるこ と によ り 、 所定の空間部 が出来るために視野が広く な り 、 観察及び診断、 或いは治療 が容易にかつ確実に行い得る。 従 っ て、 例えば、 血栓病等の 病巣を診断 し 、 又、 病巣に レーザー光線を照射した り 、 或い は食道静脈瘤の病巣又は胃 ♦ 十二脂腸などの病巣を圧迫して 出血をおさえ止血せ しめた り 、 若し く は狭窄 した部分を拡開 し治療するこ とが出来る。 その他各臓器における患部にも光 フ ァ イバーを透過するャグレーザー , アルゴン レーザー, ァ ルゴンダイ レ ーザーなどの レーザー光線を照射 し て出血を止 めた り病巣を焼灼 した り して治療するか、 或いは患部に薬液 を注射或いは投薬するこ となどが出来、 新 しい治療法の提供 に役立つものである。
[0013] 又、 血管内において は血液の流れを止めるこ とが出来るた め、 従来の如 く 別の個所を切開する必要がな く 、 ス 卜 ッ パー 用のカテーテルを挿入するこ とあ不要である。
[0014] 更に透明性薄膜本体を浸漬成形に よ っ て筒状固定部の一方 に く びれ部を介 して球状膨脹部を周一体に形成 し 、 該くびれ 部の膜厚を固定部及び膨脹部の膜厚よ り も肉厚状に設けて な るから 、 該本体の整形が極めて良好である と共に 、 球状膨脹 部を膨脹せ しめる際に 、 く びれ部が締付効果を発揮 し 、 その の先部に位置する膨脹部が容易に膨らむことが出来る。
[0015] しかも、 膨脹部に破れ防止膜を設けることによっ て薬液の 注射や投薬に際して注射針を甩いたり、 レーザー光線の照射 に光ファイバ一を用いたり する際、 注射針を膨臛部に刺して も、 また、 光ファイバ一が膨脹部に当っても破裂することが 少なく 、 仮りに破裂してもその破片が血管内ゃ贜器内に飛散 することを防止し得て、 蟛脹部を収縮させるものとなる。
[0016] また本発明は天然ゴムラテケクスのゴム分 100重量部に対 し、 粉末加硫剤 0.7〜 1.5重量部, 粉末加硫促進助剤 0.2〜 0.5重量部, 液状加粒促進剤 0.5〜 2.0重量部, 液状老化防 止剤 0.5〜 2.0重量部を添加した配合溶液に、 成形型を浸漬 して加硫乾燥してなるから、 - 透明性がぁ てしかも強度が大 である薄膜本体が得られ、 病巣の発見を見落すことなく 、 か つ レーザー光線の照射によ っ て治療に多大な功辏を示すもの となり、 レーザー光線の透過率が極めて大きく 、 耐久性のあ るものである。
[0017] (図面の簡単な説明)
[0018] 図面は本発明の内視鏡又は光ファイバ一用バルーンの実施 の数形態例を示すもので第 1 図は縱新正面図、 第 2図及び第 3 図は ( 2 ) — ( 2 ) 線及び ( 3 ) ― ( 3 ) 線に沿える断面 図、 第 4図は内視鏡に取付けた状態図、 第 5図は血管内に揷 入し膨脹部を膨らま した状態図、 第 6図乃至第 13図は他の実 施形態図、 第 14図は内視鏡先端部の正面図、 第 15図及び第 16 図は内視鏡の先端に取付けた他の実施形態図、 第 17図は光フ ア イパー用可撓性保護パイプに取付けた状態の縦断正面図、 第 18図は ( 18) ― ( 18) 線に沿える断面図、 第 19図は分解 し た状態の断面図、 第 20図は血管内に挿入 し膨脹部を膨ら ま し た状態の拡大図である。
[0019] ( 発明を実施するための最良の形態)
[0020] 本発明の第 1 項発明及び第 2項発明の実施の数形態を図面 について説明する と 、 本体 ( A ) は膜厚が 0, 10 〜 0.40 im 程度の天然ゴム、 又はシ リ コ ンゴムなどよ りなる透明性薄膜 で、 固定部 ( 1 ) の先に膨脹可能な膨脹部 ( 2 ) を周一体に 形成し伸縮自在性を有するおので、 該固定部 ( 1 ) を内視鏡 ( B ) の先端部 ( b 〉 に固定 し、 膨脹部 ( 2 ) が、 その先端 部 ( b ) よ り突出させて該本体 ( A ) を被覆せ しめる。
[0021] 固定部 ( 1 ) は一方端を開放状と し た直径が 1.0〜 17. Qm 程度の筒形状のもので、 その断面形状は円形, 隋円形, 三角 形, 四角形, その他の多角形など任意形状'と し 、 必要に応じ て内面又は外面に凸起, 凹部, 凹凸条などを形成し、 他方に 膨脹部 ( 2 ) を周一体に設け、 その膨脹部 ( 2 〉 が突出する よ う に前記開放部から固定部 ( 1 〉 内に内視鏡 ( B ) の先端 部 ( b 〉 を挿入 し、 手術用糸で縛りつけた り 、 接着剤を用い た りの任意の手段で固定させる。 この際、 内視鏡 ( B ) の先 端部 ( b ) の外面にすべり止めの凹凸部を設けると効果的で ある。
[0022] 膨脹部 ( 2 ) は固定部 ( 1 ) の先に形成した伸縮性を有す る球状体 (第 1 図, 第 6図) 又は澎出体 (第 8図) 或いは筒 状体 (第 7図) よりなり、 本体 ( A ) を内視鏡 ( B ) の先端 部 ( b ) に被覆固定した場合、 該先端より突出し、 内視鏡の チャ ンネル又は送気送水口から生理食塩水を流入することに よ っ て、 所定の大きさに澎脹するもので、 膨臛する前の形態 において、 固定部 ( 1 ) よりも大径状に形成する (第 6図, 第 8 図) か、 又は固定部よりわずかに小径状とする (第 1 図, 第 7図) か或いは略 J1径状とすることは任意であり、 又、 形 状及び径の耝合せも任意である。 又、 その径も 0. 9〜35. 0續 程度と診断治療の個所に応じた大きさであり、 いずれにして あ、 生理食塩水の流入によ っ て膨脹し、 膜厚がさ らに薄くな り透視可能であると共に、 ャグレーザー, アルゴンレーザー, アルゴンダイ レーザーなどレーザー光線を透過出来るよう に なる。 又、 その膨らみで出血部位又は病巣などの患部を圧迫 して止血せしめるか或いは狭窄部を拡開せしめ、 更に血管内 においては、 その藤らみで血管内面に密接し、 血液の流れを 止める機能を有するものである。
[0023] 天然ゴムの薄膜は天然ゴムラテッ クスのゴム分 100重量部 に対して粉末加硫剤 0. 7〜 1 . 5重量部, 粉末加硫促進助剤 0.2〜 0.5重量部, 加硫促進剤 0.5〜 2.0重量部, 老化防止 剤 0.5〜 2.0重量部を配合 した溶液に 、 本体 ( A ) と周形状 を し た製造型を膨脹部が下側になるよう に浸瀆せ しめた後、 引き揚げて該型に天然ゴムを附着さ せ乾燥 し て固定部 ( 1 ) と膨脹部 ( 2 ) とが周一体とな っ た膜厚が 0.10 〜 0.40 臓 の透明性薄膜とな っ た伸縮性を有するものであり 、 膨脹部 ( 2 ) の頂面部 ( 2 ) ' は多少肉厚状になる場合がある。 本発明の基本的構成は前述の如く 固定部 ( 1 ) の先に膨脹 部 ( 2 ) を周一体に形成した透明性薄膜本体 ( A ) よ り なる ものであるが、 第 3項発明又は第 4項発明の如 く 、 固定部 ( ) と膨脹部 ( 2 ) との閻に く びれ部 ( 3 〉 を設けた り ( 第 1 図, 第 10図 ) 、 又は膨脹部 ( 2 ) に破れ防止膜 ( 4 ) を設けた り ( 第 9 図, 第 10図 〉 、 或いは第 5項発明の如く 、 く びれ部 ( 2 ) と破れ防止膜 ( 4 ) とを設けた り ( 第 10図 ) することが出来るあのである。
[0024] すなわち、 く びれ部 ( 3 ) は筒状固定部 ( 1 ) と球状膨脹 部 ( 2 ) との間に形成された小径部であ り 、 固定部の径に対. して約 75〜85% ( 平均的に 80% ) 程度の割合となる径であ つ て 、 その膜厚は固定部及び膨脹部の膜厚よ りもわずかではあ るが肉厚く 形成されている。
[0025] 筒状固定部 ( 1 ) , 球状膨脹部 ( 2 ) , 頂面部 ( 2 ) ' , く びれ部 ( 3 ) における膜厚と各部における内径 ( X ) ( Y ) ( Z ) , 全 CO体の長さ ( J ) , くびれ部迄の長さ ( m ) の関係 について、 その数例を下記に示すが、 これに限定されるもの ではない。 肉厚 (単位 : 讓 )
[0026] 内径及び長さ (単位
[0027] 部位 ( Y ) ( Z ) ( X ) 77 1
[0028] 例 1 1.50 1.25 1.40 1.39 10.5土 10%
[0029] 2 1.9 1.5 1.81 Ί .96 13.0土 10% 例 3 3.00 2.46 2.85 3.16 17.0士 10% 例 4 5.97 4.45 5.43 5.22 26.0土 10% 倒 5 12.01 10,31 11.32 12.01 34.0± 10% 例 6 15.26 14.81 40.0土 10% 破れ防止膜 ( 4 ) は、 膨脹部 ( 2 ) に薄膜状に形成するも ので、 膨脹部 ( 2 ) と周質の天然ゴム又はシ リ コ ンゴム,
[0030] C R , S B Rのよう な合成ゴムなどを塗布又は附着させて膨 脹部 ( 2 ) と接着性が棰めて よ く 一緒に伸縮 し剥離 しないも ので、 その膨脹部 ( 2 ) の頂面 ( 2 ) , が好ま しいが、 透視 性や レーザー光線の透過性に支障がなければ頂面に限らず広 い面積に形成しても良く 、 又、 多少肉厚状であ っ てもよい。 いわゆる膨脹部 ( 2 ) が仮り に破れても、 破片が飛散する こ とな く 、 収縮作用の働く ものである。
[0031] 尚ほ、 第 8図, 第 12図, 第 1'3図の如 く 、 固定部 ( 1 ) と膨 脹部 ( 2 ) との間や膨脹部 ( 2 ) の先端部或いは膨脹部を二 分するよ う に、 適宜数の補強凸条 ( 5 ) を設けた り 肉厚部を 設けた り するこ とも任意である。
[0032] 以上の如く 構成よ り なる内視鏡用バルー ンは、 此種の技術 分野において周知の形態および構造である と ころの内視鏡
[0033] ( B ) の先端部 ( b ) に取付けるもので、 その先端部に は対 物 レンズ ( 6 ) 及びこの対物 レンズ ( 6 〉 の視野を照らすた めの二本のライ 卜ガイ ド ( 7 ) ( 7 ) があ っ て 、 処置具や鉗 子などの治療具を挿入するチャ ンネル ( 8 ) 或は送気送水口
[0034] ( 9 ) が開口 してお り 、 この先端部 ( b ) は隳器ゃ血管の内 において上下左右に自由 に動かすこ とが出来、 レーザー光線 を照射する場合には、 そのチ ャ ンネル ( 8 ) に光フ ァ イ バ一 ( 10) を挿入して照射せしめる。 この先端部 ( b ) の外面に 凸起、 凸条又は凹条などの凹凸部 ( 11 ) を設けてすべり止め とすることは自由である。
[0035] 凹凸部 ( 11) は内視鏡 ( B ) の先端部の外面に、 多数の凹 起や凹部或いは縱条, 横条, リ ング状などの多铰の独立した 又は連続した凸条又は凹条を形成したもので、 その形態は任 意であり、 この凹凸部に固定部 ( 1 ) を係止するように被覆 せしめると強固に取付けることが可能となる。
[0036] 次に第 6項発明の光ファイバ一用バルーンを第 図乃至第
[0037] 20図について説明すると膨脹部 ( 12) は前述の膨脹部 ( 2 ) と同様に膜厚が 0.10 〜 0.40 '程度の天然ゴム又はシリ コ ンゴムなどによりなる透明性伸縮薄膜で、 中空状に形成され、 その中空状内部に生理食塩水を注入することによって適当な 大きさに膨脹し、 その透明性がさらに一層よく なり透視性を 向上させると共に光ファイバ一 ( 10) からのレーザ一光線の 透過も良好となるものであり、 この膨脹部 ( 12) の開口部 ( 13) 内面に取付リ ング ( 14) を固着し、 可撓性保護パイプ ( c ) の先端に取付けるフ ァイバー支持具 ( d ) に着脱自在 に蝎合する。
[0038] 取付リ ング ( 14) は膨脹部 ( 12) をパイプ ( c ) の先端に 取付けるためのもので、 該リ ングの内面には螺子を刻設して、 ファイバー支持具 ( d 〉 に嫘合自在と し、 外面には膨脹部 一 1 Ί 一
[0039] ( 12) の開口部 ( 13) を接着剤な どで固着 して膨脹部と一体 的な形態とする。
[0040] 光フ ァ イバ一 ( 10) 及び可撓性保護パイプ ( C ) は此種の 技術分野で周知の形態および構造のもので、 該パイ プ ( c ) 内に光フ ァ イバ一 ( 10) が挿通されてお り 、 光フ ァ イ バ一
[0041] ( 10) はャグ レーザー , アルゴン レーザー , アルゴンダイ レ 一ザ一などの レーザー光線を透過出来、 可撓性保護パイプ
[0042] ( c ) の先端部において支持具 ( d ) に支持されている。 フ ア イパー支持具 ( d ) は可撓性保護パイプ ( C ) の先端内面 に固着 して光フ ァ イ バ一 ( 10) を支持するもので、 先端外部 に は取付リ ン ( 14) の螺子と嫘合する嫘子を'刻設してな り 、 内面には生理食塩水を通す溝又は孔 ( C ' ) を適宜数設け、 可撓性保護パイプ ( c ) 内に直接或いは内視鏡のチャ ンネル 又は送気送水口から生理食塩水を流入 し て該パイプ及び孔
[0043] ( d ' ) から膨脹部 ( 12) に注入充塡せ しめる。
[0044] 前記膨脹部 ( 12) に生理食塩水が注入されるこ とによ っ て 膨脹し 、 透視性がさ らによ く なる と共に、 ャグ レーザー , ァ ルゴン レ ーザー , アルゴンダイ レーザーなどの レーザー光線 の透過もよ く なる。 又、 この膨らみで出血部位又は病巣を圧 迫 し た り 、 狭窄部を拡開 し た り 或いは血管の内面に密接 し て 血液の流れを止めた り する。
[0045] 次に第 7項及び第 8項発明の製造方法について説明する と 、 天然ゴムラテツ クスに粉未加硫剤と粉末加硫促進助剤を少量 配合して、 粉未添加剤をできる限り抑え、 液状加硫促進剤と 液状老化防止剤とを添加した配合溶液に成形型を浸漬するも のである。
[0046] 配合溶液は天然ゴムラテッ クスのゴム分 100重蠆部に対し て粉末加硫剤 0.8重量部, 粉末加硫促進助剤 0.3重量部, 液 状加硫促進剤 0.7重量部並びに液状老化防止剤 1.0重量部を 配合するもの或いは粉末加硫剤 0.7〜 1.5重量部好ま しく は 0.8〜 1.2重量部、 粉末如硫促進助剤 0.2〜 0.5重量部好ま しく は 0.3〜 0.4重量部と、 液状加硫促進剤 0.5〜 2.0重量 部、 液状老化防止剤 0.5〜 2.0重量部を添加してなるもので、 その配合方法は分散した加硫剤及び加硫促進助剤を天然ゴム ラテッ クスに添加し、 混合攪拌した後、 加硫促進剤および老 化防止剤を添加し、 10〜 15での恒温槽中に 12〜24時間放置し た後、 更に 25〜 35での恒温槽中で 24〜 48時閩放置して熟成さ せる。
[0047] 成形型は所定の大きさ, 形状をした本体を得るためのいわ ゆる浸漬製造型であり 、 この成形型を凝固剤に浸漬してから 前記配合溶液に 30〜 60秒間程度浸瀆した後、 ゆっ くり引き揚 げて天然ゴムを 0.10 〜 0.40 麟程度酎着させ、 80〜90でで 30分間加熟加硫して薄膜状と し、 剥離粉などを用いて脱型し、 この型を洗净, 乾燥して再度、 初めの凝固剤に浸瀆させこれ を辗り返 し行なう ものである。
[0048] 脱型 した薄膜状本体は洗净 し た後、 シ リ コ ーンェマルジ ョ ン処理して透明感を出 し 、 80 で 60分程度乾燥せ しめ所定の 長さ に口元カ ッ テ ィ ングを行う 。 この透明薄膜本体 ( A ) は、 固定部 ( 1 ) の先に伸縮自在で膨脹可能な膨脹部 ( 2 ) を同 一体に設けたもので、 固定部 ( 1 ) は一方端を開放状 と し た 内径 1.0〜 17.0顧程度の筒形状を してお り 、 膨脹部 ( 2 ) か ら透視 し 、 内視鏡 ( B ) に形成 し てあるチャ ンネル ( 8 ) 又 は送気送水口 ( 9 ) から生理食塩水を注入するこ とによ っ て 、 透明性'膨脹部 ( 2 ) を所定の大きさ に膨脹する球状体又は膨- 出体或いは筒状体である。 この場合前述し た如く膨脹部は前 記固定筒部よ り大径状に形成するか、 小径状又は周径状とす るかは任意であ り 、 又は膨脹部と固定筒部との間に小径状の く びれ部又は補強凸条リ ングを周一体に設けるこ とも可能で ある。 その内径も 0.9〜35.0編程度と診断や治療する場所に 応じ て適宜大きさのものを選び、 いずれに し て ち生理食塩水 の注入に よ っ て膨脹し薄膜がさ ら に薄く な つ て透視が一層よ く なる と共に レーザー光線が透遏出来るものである。
[0049] 具体的実施の態様
[0050] 天然ゴムラテッ クス ( ゴム分 ) 100重量部
[0051] ( ポ リ - 1.4- イ ソプ レン )
[0052] 加硫剤 ( コ ロ イ ド硫黄 ) 0.8重量部 4 一
[0053] 加硫促進助剤 (酸化亜紛) 0.3重量部 加硫促進剤 (ジチォカルパメ ー ト系) 0.7重量部 老化防止剤 (パラフ ィンェマルジヨ ン) 1.0重量部 からなる配合溶液若しく は、
[0054] 天然ゴムラテッ クス ゴム分 100重量部
[0055] (シス -1, 4- ポリ イソアレン)
[0056] 加硫剤 ( コ□イ ド硫黄) 1.2重量部 粉末加硫促進助剤 (截化亜鉛) 0.35 重量部 加硫促進剤 (ジチ才力ルバメ ー ト系》 0.7重量部
[0057] '老化防止剤 パラフィンェマルジヨ ン) 1. 重量部 からなる配合溶液を用いる。
[0058] 成形型を 10%硝酸カルシウム ♦ メ タノールを添加せる室温 の凝固剤溶液にゆつ ぐり浸瀵して直ちにゆっ く り引き揚げた 後、 前記配合溶液にゆっ く り浸瀆して室温で 30〜 60秒後ゆつ く り引き揚げ、 天然ゴムを附着させ 30°Cで 30分 加熟加硫し て、 膜厚が 0.16 脈、 内径が 1.94 臃の固定部と、 その先に 膜厚が 0.22 驄、 内径が 1.54 職のくびれ部を介して膜厚が 0.16 醸、 内径が 1.81 躪の球状膨脹部が同一体で、 かつ膨 脹部の頂面の膜厚が 0.19 となった薄膜状物と し、 該薄膜 状物を剥離粉を用いて脱型して ^〜 50 の循環温水中で約 24 時間抽出後 10%シリ コンェマルジ ヨ ンに室温でまんべんなく つけ 80でで 60分間乾燥し透明感のすぐれた透明性薄膜本体を 得た。
[0059] 以上の様に浸漬成形した透明性薄膜本体 ( A ) は上記寸法 ' 肉厚に限定されるものではなく 図面に示す如 く 固定部 ( 1 ) の先部に膨脹部 ( 2 ) を同一体に形成し必要に応じて両者 ( 1 ) ( 2 ) 間に く びれ部 ( 3 ) 又は補強凸部 ( 4 ) を設け た任意形態及び寸法 ' 肉厚のものであ り 、 前述せるよう にこ の本体 ( A ) を内視鏡 ( B 〉 の先端部 ( b ) に固定 し て膨脹 部が突出するよ う に取付けるものである。
权利要求:
Claims

一 1ら ー
請 求 の 範 囲 . 固定部の先に伸縮性の膨脹部を周一体に彤成して透明性 薄膜本体を設け、 この本体を内視鏡の先端部に取付けて膨 脹部が該先端部より突出して被覆せしめ、 膨脹部に生理食 塩水を流入することによっ て朥脹させ、 レーザー光線を透 過せしめると共に透視可能となることを特徴とする内視鏡 用バルーン。
. 固定部の先に縢脹部を同一体に形成して透明性薄膜本体 を設け、 この固定部を任意の.断面形状の筒状にすると共に 縢脹部を中空状の球状体又は膨出体或いは筒状体とした第 1 項発明の内視鏡用パルーン。
. 透明性薄膜本体を浸漬成形によっ て、 筒状固定部の一方 に くびれ部を介して球状膨脹部を周一体に形成し、 該くび れ部の膜厚を固定部及び膨脹部の膜厚よりも肉厚状に設け たことを特徴とする第 1 項又は第 2項発明の内視鏡用パル 一ン o
. 本体を透明性伸縮薄膜で固定部の先に膨脹部を周一体に 形成し、 この澎脹部に破れ防止膜を設けたこ とを特徴とす る第 1 項〜第 3項発明の内視鏡用パル一ン。
. 本体を透明性伸縮薄膜で筒状固定部の一方にくびれ部を 介して球状澎脹部を同一体に形成し、 該くびれ部の膜厚を 固定部及び膨脹部の膜厚よ り も肉厚状に設ける と共に膨脹 部の径を固定部の径よ りも小径と しかつ膨脹部に破れ防止 膜を設けた第 1 項〜第 2項発明の内視鏡用バルー ン。
6. 透明性伸縮薄膜で中空状の膨脹部を形成し、 この膨脹部 の開口部内面に取付リ ングを固着 し 、 この取付リ ングを可 撓性保護パイプの先端に取付けるフ ァ イバー支持具に嫘合 自在 と し た光フ ァ イバ一用バルー ン。
7. 天然ゴムラテッ ク スゴム分 100重量部に対し、 粉末加硫 剤 0.8重量部, 粉末加硫促進助剤 0.3重量部, 液状加硫促 進剤 0.7重量部, 並びに液状老化防止剤 1.0重.量部を配合 し て基礎素材を構成せ しめ、 該基礎素材中にバルー ン成形 型を浸瀆 し 、 これを加熱加硫 してなる透明性薄膜バルー ン の製造方法。
8. 天然ゴムラテッ クスのゴム分 100重量部に対 し、 粉末加 硫剤 0.7〜 1.5重量部、 粉末加硫促進助剤 0.2〜 0.5重量 部、 液状加硫促進剤 0.5〜 2.0重量部、 液状老化防止剤
0.5〜 2.0重量部を添加 して配合溶液を構成 し 、 この溶液 に成形型を浸瀆 して天然ゴムを附着させ、 加硫乾燥後、 脱 型 し、 筒状固定部の先に膨脹部を周一体に形成 した透明性 薄膜本体からなる内視鏡用バルーンの製造方法。
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GB8804231A| GB2205502B|1986-10-29|1987-10-27|Balloon endoscopy|
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